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料理研究家 村上有子の脳力レシピ

今回のテーマ

食べ物をエネルギーに変える食材の組み合わせ。

2012年2月7日更新

人がエネルギー源として利用できるのは、ご飯やパン、麺類などの炭水化物、油脂などの脂質、たんぱく質ですが、このうち速やかにエネルギーに変換されるのは炭水化物だけです。炭水化物をエネルギーに変えるためには、補酵素としてビタミンB1が必要不可欠です。これが足りないとエネルギーをうまく作り出せなくなり、疲労感やスタミナ不足を感じたりします。
さて、このビタミンB1はどのような食品に含まれているのでしょう。

その食品とは、豚肉、ハム、などの豚肉加工製品やレバー、うなぎなどです。
ただ、これらをたくさん摂ればいいものでもなく、実はビタミンB1は水溶性ビタミンですので、体に蓄えておくことができずに、数時間以内に使われなかった分は尿とともに排泄されてしまいます。ところが、ビタミンB1をにんにくと一緒に摂ると、にんにくの臭い成分(アリシン)と結合して脂溶性の物資に変わり、体内への吸収が促され、吸収後も蓄えられやすくなるのです。その結果、ビタミンB1が体内で底をつく事なく働き続けることができ、炭水化物を速やかに変えられるようになります。

にんにくの他、同じ成分を持つ長ネギ、玉ねぎ、ニラ、ラッキョウにも同様の効果があります。豚肉とニンニク。このような食べ物の組み合わせを知ることによって、より元気に過ごすことができますね。
パスタも消化がいいので、早く吸収されるはずです。
是非今回のお料理も作ってみてください。

ザーサイ入り 豚肉と白菜のペペロンチーノ
豚肉(ビタミンB1)+にんにく(アリシン)+白菜(食物繊維)+パスタ(炭水化物)    
豚肉(ビタミンB1)
学習能力をあげるために必要な栄養素です。脳を活性化させ、記憶力をアップさせます。炭水化物と一緒に摂ることで効果がアップします。
にんにく(アリシン)

たんぱく質の吸収を促します。

白菜(食物繊維)

血液の流れをよくし、血行を促します。

パスタ(炭水化物)

ブドウ糖となって脳のエネルギー源になります。

村上 有子(料理研究家 栄養士 栄養教諭) フードデザイン株式会社 代表取締役
短大卒業後、歯科衛生士として勤務する。大好きだった料理の夢を捨てられず、その後、エコールキュリネール国立にて、製菓、製パンを学び、フランスへ留学。 現在、新たな家庭料理の研究、店舗レシピ開発、執筆やテレビ出演など活動中。

村上有子オフィシャルサイト キッチンオレンジ

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